これは取るべき数字は逆では?

女子中高生の約2割が携帯所持禁止条例に「賛成」、ただし効果は疑問視 - CNET Japan

「あなたは、小中学生のケータイ所持を規制することに対して、賛成ですか、反対ですか?」という質問に対し「賛成」と答えた女子高生が23.0%、当事者の女子中学生でも17.8%いた。


どう考えても反対の方が多く、「「反対」と答えたのは女子高生で 72%、当事者の女子中学生では 82.2% にものぼった」と書く方が妥当じゃないですか? いや、設問としては2択っぽいので「どちらともいえない」があるのかもしれませんが……何しろ、その一方でちゃんと

また、「今までに、ケータイを利用していて、ケータイによるいじめや有害サイトの危険を感じたことがありますか?」という質問に対しては、女子高生の49.8%、女子中学生の35.9%が「ある」と回答した。


という有意義な回答を得ているわけで、「当事者の意識はともかくとして、2 人に 1 人は危険を感じたという事は、何らかの対策が必要である事に間違いはないだろう」のような論調で正当化すればいいだけの話で、わざわざ上のようなありえない数字の見せ方をしなくても……と思うのですが。