卓ゲ者のための5つのライフハック

Twitter TRPG_fan で「TRPG 者のライフハック」というお題がポストされていたので考えてみました。

仕事の荷重に気をつける

物理的なものは重量制限があって装備できる限りがあるけど、精神的なものはそうじゃない、何て思っていませんか?
仕事も持ち過ぎると荷重がかかりすぎて身動きが取れなくなってしまいます。できるだけ身軽な装備にしましょう。
個人的には仕事は常に2つ持つのがいいと思っていますが、馬力には個人差がありますから、自分に合った荷重を考えましょう。

サブウェポンを持つ

私が「2つ」がいいというのは、メインウェポンとサブウェポンの関係と同じです。
全力で真っ先に取り組み、片付けなければいけない仕事(=メインウェポン)をひとつと、急ぎではないもののうちメインとは異なるタイプの仕事(=サブウェポン)をひとつ、です。
普段はメインの仕事をバリバリとこなせばいいのですが、仕事にトラブルは付き物で、パソコンの調子が悪くなったり、先方の都合がつかなかったりで、メインの仕事ができない時がしばしば発生します。そんな時のために常に「その時はこれをやってる」という仕事をひとつ決めて持っておく事で、素早く仕事のスイッチができます。
スイッチしなければいけないわけですから、メインと同じような内容、同じような仕事相手に設定してしまうと同時に使えなくなってしまいます。ここもサブウェポンの選択と同様、メインウェポンとは異なるタイプを選ぶのがオススメになるわけです。

シーンプレーヤーを立てる

営業が得意な人や謝罪が得意な人(苦笑)、説得が得意な人などパーティーには色々なキャラクターが居ます。
ある状況というのはあるシーンですから、マスターから明確にシーンプレーヤーが指名されるわけではありませんが、そのシーンで最も輝けるプレーヤーをシーンプレーヤーと見立て、彼・彼女が最も活躍できるようにサブキャラとしては動く事を心掛けましょう。
……なお、できれば開発の現場は任せて頂きたく、開発者の自由を制限するような「データベースレイアウトはこれで!」とか「クラス設計はこれで!」といった無茶振りは慎んで欲しいなぁ、と思います。……思うだけです。……やっぱお願いします(涙)

確率を信用しない

まさか「五分五分の状態」でいい状態だと思う卓ゲ者が居るとは思っていませんが……
例えば「A 社とのコンペではわが社が勝率 6 割」というのは 2d6 で 7 以上が出る確率ぐらいですよ? 「2d6 の期待値は 5.5 ぐらい」と言われるように、全然よくありません(笑)
冗談はさておき、卓ゲ者たるもの確率の性格をよくよく理解し、「物事は面白い方向(=その方向性は自分自身のキャラクター性に依存する)にしか進まない」という事を肝に銘じておくべきです。

マスター(上司)というリソースを長時間占有しない

タイトルに尽きますが……マスターの占有がよくない、というのは最近よく言われるようになりましたが、上司も複数のプレーヤーをまとめて管理し、かつ、全体の仕事を動かして行かなければいけない、という意味ではマスターに似た仕事をしている、と言えます。
この貴重な(時としてそうでもないのもマスターと似t……)リソースを占有するのは避けましょう。


最後にひとつネタも……

重要な書類はクリアファイルで整理する

水性ペンと組み合わせてマップを書いたり HP 管理、イニシアティブ管理に使ったりする他、コップ転倒事故からキャラクターシートを守るのにも利用されているクリアファイルですが、あれを使うと仕事の書類をまとめて管理する事も出来ます。
卓ゲ者なら持っていて損の無いアイテム「クリアファイル」を使って、仕事も快適にしましょう。