モニターの省電力方法

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090122_eco_wallpaper/
という記事があります。
「そうなのかー」と自分のモニターの設定を変える前に、モニターの種類をチェックした方がいいでしょう。


ここで type T のページの一文が引用されており、

意外に知られていないのが、背景色が白い壁紙は消費電力が少ないという事実。

と、断言されていますが……「ノートパソコンで一般的に使われている安い液晶モニターでは、背景色が白い方が省電力です」と捕捉しておくのが正しい気がします。
液晶は電圧がかかっていない時に白い画面になる「ノーマリーホワイト」と、電圧がかかっていない時に黒い画面になる「ノーマリーブラック」の2種類があり、背景色が白い方が消費電力が少ないのは「ノーマリーホワイト」の場合であるはずだからです。
おおまかな液晶パネルの駆動方式は TN / IPS / VA の 3 種類で、ノーマリーホワイトは TN 液晶だけです。


ちなみに大雑把に低コスト順に並べると TN > VA > IPS と言われており、俗に安かろう、悪かろうと言われる TN 液晶ですが、私の業務用のパソコンのモニターも TN 液晶です。
会社の備品のモニターを使っているからで、選んだわけではありませんが、プログラムを組んでいる分には、視野角が狭くても中間色の応答が悪くても大して問題ありません。コントラストが若干弱いのが厳しいくらいでしょうか。
目の疲れもそんなにありません……ひょっとすると、表示設定を白黒二色を基調としているために、白黒の応答速度最速という特性が活きているのかもしれません。
緑黒二色が基調じゃないのかって? もっと若い世代です(笑