資源は尽きてから考えるのが人類標準

1990 年、2000 年と 2 度の枯渇の波を乗り越えてきた IPv4 ですが、とうとう枯渇するそうです。
90 年代の危機は NAT やプライベートアドレスで切り抜け、2000 年代の危機は IT バブルの収束で一時沈静化しましたが、昨今のクラウドブームにより、予測より 2 年ほど早く尽きそうで、既に残未割当が 5 % を切ったそうです。
1 割を切ったのが今年 1 月、残り 365 日(予想)と出たのが今年 7 月ですから、加速しているようにも見えます。
IPv4IPv4アドレスの残りが、5%以下にまで減少―IPv6採用は重大な局面に到達、配布されたIPv6アドレスは記録的な数に - CNET Japan


しかし、モノが IP だからまだそれほどでも無いのかもしれませんが、2000 年問題の対処とか見ていても、石油や天然ガスでも同じ感じでギリギリまで対応を先送りしそうで怖いです。
……夏休みの宿題はギリギリまでやらないのが人類標準なのかもしれません。