歌声再現

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波形編集を駆使して人の声を作ろうとしている……(絶句


その 1 に示された下 7 つで同じ音を波長を変えて重ねて発音する事で「人の声」っぽいものを合成している、っぽい。
A:S-YXG50 B:MSGS は A/B パートをそれぞれ担当している MIDI 音源でしょう……って、MSGS!?*1
もう、「ぽかーん」としか言いようが無い……ま、まあ、波形編集しちゃうなら MSGS でいいっちゃいいんでしょうが……


MIDI は演奏方法を書いた mid ファイルを、音色に合わせた「音源」に演奏させる……「楽譜」と「楽器」のようにも言われるし、「素のテキスト」を「音色フォント」で飾っているとも言われます。実際、一昔前には「サウンドフォント」(sf2 とかの拡張子のファイル)というものもあって、それなりに使われていたのですが、QuickTimeX から設定できなくなってるし……まあ、mp3 に淘汰されましたね。
とはいえ、元々「波形を弄って様々な楽器の音に似せ、鳴らす」という原理で動くものなので、こういう事ができるっちゃできるんですよね、無茶苦茶大変でしょうがw ……あるいはこれが MIDI に残された唯一の活路?


あー、ちなみに Windows 環境で MIDI ファイルを演奏させたい時の選択肢として S-YXG50 はありですね。これはハード音源クラスの波形データを持つ音源で、何故か Microsoft が 2000/XP 用のを無料で配布しているようです。
ただ、確かマルチコア CPU との相性は悪かったような気がするので、その点は注意して下さい。

*1:MSGS は Windows 標準の GS 音源で、MS と付くだけあって標準 GS 音源の仕様を満たしていない+逸脱しています