初心者向けのエディッタ

少し話題になっているっぽいので……


「これがおすすめ」というのはありません。好きに選んでいいと思っています。
ただ、「1 つのエディッタを使い込む」事が大切で、手に馴染んだエディッタは開発者の作業効率を格段に上げてくれる、と思っています。
ですから以下の機能の有無をエディッタ毎にリストアップし、評価を調べて、比べて、選んで使いはじめるのがいいでしょう。

  • 必須
    • オートインデント
      • 他の全ての開発者のためにオンにして使って下さい
    • 行頭・行末・単語毎移動ができる
      • カーソルでの移動にオプションが豊富なのは断然便利です
    • 検索・置換に正規表現が使える
      • 使えると使えないでは大違いです
    • 言語毎の強調表示が設定できる
      • 見やすさの問題もありますが、若干ながら typo を防止してもくれます
    • SJIS EUC Unicode文字コード 3 種に対応している
      • 日本で開発するなら必須だと思います
    • 空白文字、タブ文字、改行文字などの表示ができる
      • 他はともかく全角空白は表示推奨です。たまにインデントを全角空白で書いてくる人がいて、当然コンパイルが通らないからです。これ、表示できないと相当見つけにくいです
  • ボーナス
    • GREP が使える
      • 複数ファイルをまたがった検索機能。あると便利
    • マクロが使える
      • 昔は長く使うエディッタには必須の機能でしたが、最近は WSH があるのでまあいいかなぁ、と
    • アウトライン機能がある
      • 無くてもいいけどあると幸せ。関数毎に折り畳んでくれたりするとさらによし
    • ベインを分けられる
      • C みたいに宣言部と実装部が遠くに離れている時に威力を発揮します
    • ファイルの比較が出来る
      • ファイル比較ツールは別に持っている方がいいですが、簡単な比較機能があると便利
    • 単語の補完機能
      • あると便利ですけど過度の期待は禁物。IDE の方が強力ですよね
  • 微妙
    • キーバインドが変えられる
      • 乗りかえるなら必須ですが、今から選ぶなら別に要りません
    • アプリケーション連携
      • コンパイラとかと連携する機能。これがとても重要だと思うのであれば、素直に IDE を使った方が幸せになれるw
    • 横幅の文字数が設定できる
      • プログラムについてはあまり出番が無いけれど、報告書などのテキスト全般を一元的に扱おうと思うとあると便利な機能。え? COBOL をやるから必須だと言われたって? それは別の職場を探した方が幸せになれるかもww
    • タブ機能
      • すいません、私は別にいらないので重要度がイマイチ分かりません。常に全画面表示で、Alt + Tab で切り換える人なのでw
  • オチ
    • 背景の透過設定
      • 常にデスクトップの嫁が確認できる機能。重要性が全く理解できませんw


……何か忘れている気もしますが、まあ、だいたいこんなところでしょう。